Tech エントリー[インストール・アップグレード]

Trac を 10.3 ja にアップグレード

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何気なくサイトを見ていたら Trac の 0.10.3 の翻訳版が公開されていたのでアップグレードを実施。

インタアクト株式会社--業務内容--公開資料 Trac

個人用となら英語のままでもよいけど、複数の日本人で利用するので日本語になっているとありがたい。都度、バージョンアップに対応してくれているインタアクト株式会社に感謝です。

mod_python 下で動くようにちょっとした工夫をしているので、アップグレードの手順を記録しておきます。

事前情報

まずは、予め以下の文書を読んでおきましょう。

作業の要点は以下の通り。

  • trac 本体のアップグレード (インストール)
  • 各プロジェクトに配布したプログラムをアップグレード
  • 全プロジェクト共通の Trac に関する Wiki ページをアップグレード (初期インストール後、対象となる Wiki を更新している場合は注意が必要です)

アップグレード手順

まずは日本語化された Trac のパッケージ (zip 化したファイルの集合体) をダウンロード。インタアクト社の公開ページ末に zip ファイルへのリンクがあります。

インタアクト株式会社--業務内容--公開資料 Trac

前提として、私の場合はパッケージ (yum や rpm) でインストールしたものと区別するために /opt/trac にインストールします。

# root で実行しちゃってます
cd /path/to/trac-src
python setup.py install --prefix=/opt/trac

通常は prefix を指定しませんが、その場合、関連のファイルが各々の場所に配布されるため管理が面倒になり ... そうな気がするので、敢えて指定しています。改めて考えてみると、こんなことする必要もないのかなぁ?

次に、既存のプロジェクトをアップグレードします。

trac-admin /path/to/projenv upgrade
trac-admin /path/to/projenv wiki upgrade

データベースに SQLite を利用していて、アップグレード前のデータをバックアップする必要がないとき場合は以下のようなコマンドも利用できます。

trac-admin /path/to/projenv upgrade --no-backup

っで、Apache + mod_python で利用している python のライブラリとして認識してもらうために site-packages にシンボリックシンクを設定しておく。その他、yum などでインストールしたときに処理される /usr/bin へのコマンドの配布などもシンボリックリンクで対応。

ln -s /opt/trac/bin/trac-admin  /usr/bin/trac-admin
ln -s /opt/trac/bin/tracd /usr/bin/tracd
ln -s /opt/trac/bin/tracdb2env /usr/bin/tracdb2env
ln -s /opt/trac/lib/python2.4/site-packages/trac /usr/lib/python2.4/site-packages/trac
ln -s /opt/trac/share/man/man1/trac-admin.1 /usr/share/man/man1/trac-admin.1
ln -s /opt/trac/share/man/man1/tracd.1 /usr/share/man/man1/tracd.1
ln -s /opt/trac/share/man/man1/tracdb2env.1 /usr/share/man/man1/tracdb2env.1
ln -s /opt/trac/share/trac /usr/share/trac

前のバージョンで実施していれば、上記シンボリックリンクの設定は不要です。

アップグレードに伴う 0.9 からの変更点

公式サイトを見るのが一番正確ですが、大きくは以下の 3点で変更があったようです。

  • wiki syntax の変更
    • 詳細はよくわからないけど、画像関係のシンタックス [[Image]] 絡み
    • スペースを含む Wiki 名のリンク?でダブルクォーテーション "" を使えばよく、これまでのように %20 を明記せずにすむようになった
  • trac-admin resync というコマンドが... どうなったんだろう、追加になった?改良された?
  • trac-admin initenv のコマンドのパラメータに repository へのパスが追加になった

詳しくはこちらを参照してください。

TracUpgrade - The Trac Project - Trac : Upgrade Instructions # From 0.9.x to 0.10.x

追記

サラトガIT日記:Trac0.9.6から0.10.3へのバージョンアップ(FreeBSD5.4編) - livedoor Blog(ブログ)

mod_python アップデートや .so についても解説している。

Trac 0.10 系列にアップグレイド

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投稿: 2007年01月23日 12:20 / 最終更新: 2007年04月07日 18:41

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