以前のエントリーから
良品計画が一部のシステムを内製化しているのは知っていたけど、ポイントがよくわかならなかった。
時間が経ってから情報が繋がって行くことが時々ある。
巡回しているブログから関連する情報を見つけた。
販売・物流・会計といったルーティンワークの部分は、ベンダーに完全委託した。その代わり、商品マスター、取引先マスターなどのマスター管理は自社管理とし、更新の都度、委託ベンダーに、テキスト形式のファイルで渡し、それぞれのマスターを更新してもらう形にした。
一方、発注管理・在庫管理・営業管理などのいわゆるMD(マーチャンダイジング)システムは、社員の手で開発・運用をおこなうことにした。今日のことはアウトソーシング、明日のことは内製化である。
片貝孝夫の IT最前線 (リッチクライアントBiz/Browserの普及をめざして)
もとは、花王の情シスの話で、そこから派生したのだけど、なかなか面白い。
ERPを入れようと言い出したのは、経営陣でもなく、事業部門でもなく、情報システム部門だったという。
なぜ言い出したかと言うと、M&Aを繰り返してグローバルに展開している花王にとって、世界に共通したシステムにすることの必要性を、当事者として一番感じていたのが、情報システム部門だったからだ。しかし、無条件に導入したわけではない。
まずSAPの位置づけとして、ノンコア業務と位置付けた。日々のルーチンワーク業務はノンコア業務なのだ。
社員が頭を使ってやらねばならない仕事は、花王の未来を左右する計画業務だ。
計画業務こそコア業務だ。
そのコア業務は完全自社開発で行く。これは良品計画と同じだ。
良品計画では、生産、物流、販売、会計、人事などを「今日の仕事」という。それに対して、商品計画、生産計画、物流計画などを「明日の仕事」という。
良品計画では、明日の仕事は自社開発、今日の仕事はアウトソーシングだ。
片貝孝夫の IT最前線 (リッチクライアントBiz/Browserの普及をめざして)


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