本質的な部分ではどれも同じことを意図して利用しているキーワードなんでしょう。
フォレスター リサーチではエンゲージメントと言っている。
Marketing's New Key Metric: Engagement by Brian Haven
Using engagement, you get a more holistic appreciation of your customers' actions, recognizing that value comes not just from transactions but also from actions people take to influence others.
Forrester Research - Emerging Trends
CMS 製品 である TeamSite を持つインターウォーブンでは、概念として「エンゲージメント」を使い、機能名として「ターゲティング」という名称を使用している。
ニュースリリース:インターウォーブン・ジャパン(株) 代表取締役 熊代 悟氏に訊く 新機能「ターゲティング」の狙い
「CMSを使うことで,顧客層に対して統一したブランディングを実現することはできますが,一方ですべての訪問者に対して同じデザイン,同じイメージでは離脱率も高くなってしまいます。これはマーケティング的な観点から見て大きな機会損失であり,今では,Webサイト上に,訪問者に適したコンテンツを表示して、さらなる顧客とのエンゲージメントを高める目的が求められるようになりました」と述べた。
そして,それを実現するためにリリースされたのが,今回紹介するターゲティングソリューションである。
gihyo.jp ... 技術評論社
「エンゲージメント」の生い立ち ? を紐解くとフォレスターが「エンゲージメント」を使用している意図が分かる気がする。
エンゲージメント
エンゲージメントとは、商品、ブランド、番組/コンテンツなどに対する消費者の積極的な関与や行動。マーケティング業界では"顧客エンゲージメント"などの表現で普通名詞として使われてきたが、米国の広告関連業界団体が、テレビCMのGRP(延べ視聴率)やインターネット広告のインプレッションといった従来の広告指標に代わる新しい定量指標として提唱・定義したことで、注目を集めている。"きずな"と訳す場合もあるが、まだ定着した日本語訳はない。
米広告調査協会(ARF:Advertising Research Foundation)が2006年3月に発表した測定指標としてのエンゲージメントの定義は、「プロスペクト(顧客や潜在顧客)を、周囲のコンテクスト(文脈)で増幅したブランド概念に引き付けること」である。"引き付ける"とは、「連想や隠喩(いんゆ)を活性化して、パーソナル化されたブランドの意味を共同で作り出すこと」としている。定義・指標化には、全米広告主協会(ANA:Association of National Advertisers)、米国広告業協会(AAAA:American Association of Advertising Agencies)も協力している。
日経ビジネスオンライン
少し角度を変えて見てみると、人事や組織、経営の観点から使われるエンゲージメントの定義。
エンゲージメント とは
エンゲージメントという言葉は、組織に対する単純な「ロイヤルティー(忠誠心)」とは違う意味で使われます。単にその会社の居心地がいいというのではなく、「この会社にいれば、自分のありたい姿に向かって成長できる。しかも、自己実現のための努力が会社のビジョン実現にも貢献できる」と思う社員が多い状態を、エンゲージメントが高いと表現します。
ITpro
マーケティング業界では "指標" として「エンゲージメント」が使われ、その実装系として「リコメンデーション」や「ターゲティング」が使われるケースがあり、人事、経営面では "観念" 的な意味で使用されているケースがある。
まぁ、TPO によってうまく使い分けろ、KY ってことですね。